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CREATE-ROCKET/Avi_61J_cameraBoard

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C-61J カメラ基板 仕様書

概要

このシステムは以下から構成される。

  • raspberry pi camera (以下camera) *2
  • raspberry pi zero (以下raspi) *2
  • 制御・データロガー基板 (以下ESP32) *1

cameraとraspiはそれぞれフレキシブルケーブルによって接続される。 また、raspiはESP32によって電源、および録画の制御が行われる。

ESP32について

ESP32の役割

  • 1kHzのデータレートで加速度・角速度センサ MPU9250からデータを取得し、SPIflashに保存する。
  • 50Hzのデータレートで気圧センサ LPS22HBからデータを取得し、SPIflashに保存する。
  • 無線通信用に別途搭載する基板(以下無線基板)と通信を行う
  • raspiの電源制御と通信を行い、raspiに録画を実行させる
  • 昇圧回路とブザーを制御し、大音量を鳴らす

無線基板との通信

無線基板とは 115200 Hzのuartを用いて通信される。以下に挙動を示す

受信時 挙動
'i' MPU9250LPS22HB、raspiの正常性を確認、約 31 秒後に全てが正常ならば'i'を、1つでも以上があるならば'o'を返す。(追記:LPS22HBが故障のため、現在のプログラムはLPS22HBのチェックをパスするよう変更)
'l' すでにロギングが立ち上がっているならば、なにもしない。そうでない場合、'l'を返し、raspiの電源を投入、raspiの録画を開始、ロギングを開始
's' ロギングが起動していない場合、なにもしない。そうでない場合、's'を返し、ロギングを終了、raspiの録画を停止、raspiの電源を解放
'd' SPIflashのデータを削除し次第、'd'を返す
'b' 'b'を返し、ブザー起動
'u' 'u'を返し、ブザー停止

また、SPIflashが埋まった際は、自動的にロギングと録画を終了する。

LEDの挙動

以下にLEDの挙動を示す。

状態 LEDの点滅速度
ロギングを行っていないとき 1 Hz
ロギング準備中 20 Hz
ロギング中 10 Hz
ロギング終了処理中 5 Hz

記録フォーマット

SPIflashに以下のフォーマットで連続的に記録する。

header timestamp pressure data
1 byte (0xE3) 4 byte 3 byte
header timestamp acc gyro data
1 byte (0xE0) 4 byte 12 byte

カメラを接続しなかった場合の挙動

raspiが即時シャットダウンするため'i'コマンドが失敗する。また、'l'コマンドについては録画は行われない。

参考画像

実際に組み立てられた基板

気体側面から見たカメラ

About

61J カメラ制御基板

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